二階の大雄宝殿には、仏教の教主‧ 釈(しゃ)迦(か)牟(む)尼(に)仏(ぶつ)が安置されています。お釈迦さまは大智力を持ち悪魔を降伏させることができ、威徳も無上であり、「大雄」と称されています。殿堂の色彩設計は赤や灰色を基調とし、お釈迦さまが五(ご)濁(じょく)悪(あく)世(せ)に姿を変えて化身し、普く衆しゅ生じょう済さい度どしている情景を象徴しています。両側の脇侍殿には祖師殿と伽藍殿があり、それぞれに中国の禅宗始祖‧ 達磨大師と修行道場を守る伽藍菩薩が安置されています。