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1987年に惟覚和尚(ゆいかくおしょう)は信徒の切望に応えて霊泉寺を創建しました。それ以来、ずっと如来の教法を受け継いで宗風を大いに発揚してきましたが、弟子の激増に伴い、道場が手狭になる事態に直面しました。

惟覚和尚(ゆいかくおしょう)は仏法を世に広める責任の重大さを感じて、よりよい修行道場で十じっぽう方からの衆しゅじょう生を迎えようと願い、中台禅寺建設の構想を打ち出されました。和尚の悲願に感動を受け、また和尚の叡智にあふれた指導の下で、四衆弟子たち一同が心を合わせ全力を尽くして、和衷協同した結果、1992 年に中台禅寺の建設が着手されました。設計に三年、建設に七年、計十年の歳月を費やして、2001 年9月1日に正式に落成しました。中台禅寺の完成は新しい布教紀元の始まりを意味しているとも言えましょう。